街々そぞろ歩き。
[ そぞろ歩き一覧 ]
■2013年
No.05 2013/11/2
パワースポット..
No.04 2013/9/2
日本の東西南北
No.03 2013/9/2
到達!納沙布岬..
No.02 2013/8/10
真夏のビアツェ..
No.01 2013/1/5
初春の願いを込..
■2012年
No.07 2012/9/10
日本の最西端、..
No.06 2012/7/15
都電荒川線
No.05 2012/6/3
府中 サントリ..
No.04 2012/5/15
山内新四国八十..
No.03 2012/5/15
山内新四国八十..
No.02 2012/1/3
新春に福を願う..
No.01 2012/1/1
初日の出と朝の..
■2011年
No.04 2011/12/29
東京ジャンクカ..
No.03 2011/09/18
稚内海鮮めぐり
No.02 2011/05/03
喜多方ラーメン..
No.01 2011/01/16
東海七福神
■2010年
No.09 2010/11/12
東京の原風景 ..
No.08 2010/09/21
わさび栽培発祥..
No.07 2010/08/21
米軍横田基地友..
No.06 2010/08/14
梅花藻が咲きハ..
No.05 2010/07/31
大阪・京都のぶ..
No.04 2010/07/23
奥飛騨フルコース
No.03 2010/03/14
蔵王温泉
No.02 2010/02/14
旧東京・新東京
No.01 2010/01/07
松山 道後温泉
■2009年
No.08 2009/10/18
京都 伏見界隈
No.07 2009/09/21
観光地 築地市場
No.06 2009/09/20
ぶらり途中下車..
No.05 2009/09/15
能登半島一周の..
No.04 2009/07/21
宮古、遠野へド..
No.03 2009/05/23
川越の「あの店..
No.02 2009/02/15
オフトーンの花..
No.01 2009/01/25
沖縄 那覇散策
■2008年
No.15 2008/11/03
谷中銀座商店街
No.14 2008/10/25
澤乃井 小澤酒..
No.13 2008/10/14
国分寺 真姿の..
No.12 2008/10/13
藪蕎麦御三家
No.11 2008/09/29
河口湖 - テニ..
No.10 2008/09/22
奥多摩 むかし道
No.09 2008/09/13
善光寺界隈
No.08 2008/09/10
熊野三山-那智..
No.07 2008/09/11
紀伊半島 潮岬..
No.06 2008/09/07
峠の宿場町
No.05 2008/08/30
名水・銘酒の里
No.04 2008/08/25
休日、通勤電車..
No.03 2008/08/15
いつもの新宿
No.02 2008/08/03
町の祭礼
No.01 2008/06/14
鎌倉 - 紫陽花..
掲載日 2008年09月22日
奥多摩 むかし道 − 生憎の雨の中、旧青梅街道を歩く。古の幹線道路で昔の旅を体験。
東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖
奥多摩 むかし道、東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖、奥氷川神社 三本杉
奥氷川神社 三本杉 -
奥多摩むかし道を歩く。
今日のコースは、一旦バスで奥多摩湖まで行き、むかし道を下るコース。昼前の集合だけど、かなり早く着いてしまったので、奥多摩駅周辺を散策する。
駅のすぐ近く、日原川と多摩川が合流する付近に「奥氷川神社」がある。小さいけれど、由緒正しい神社らしい。そして境内の三本杉は東京都内で一番背の高い木との事。
ベンチを借りて、集合時間までしばしひと休み。
奥多摩 むかし道、東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖、奥多摩湖
奥多摩湖 -
11時の集合。奥多摩駅前から出発するバスで、奥多摩湖まで20分。奥多摩湖のひとつ手前の「水根」バス停で下車し、国道脇の「むかし道入り口」を入る。
最初のポイント、水根集落まで20分の登り坂。普通の舗装道路なので、苦労せずに到着。
この集落は下の奥多摩湖から良く見える。こんな山の斜面なのに、しっかりと道路が整備されているとは思わなかった。
開けた斜面に出ると、奥多摩湖が一望できる。もう少し天気がよければ、さぞ絶景だろう。
奥多摩 むかし道、東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖、むかし道の道祖
むかし道の道祖 -
水根集落から、むかし道下りルートがスタートする。
むかし道は、旧青梅街道の山道を再整備したハイキングコース。途中には昔からの集落もあれば、朽ち果てた遺跡のようなところもある。そしてその道の要所要所には、今でも道祖神や民間信仰の神体が行き交う我々を見守っている。
奥多摩 むかし道、東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖、むかし道 兼 電力道路・・・
むかし道 兼 電力道路・・・ -
水根集落から中山集落までは、相当に険しい峠道だった。
一応道として整備はされているが、長引く雨でどろどろになり、いたるところに落石のあと。そして倒木が鉄柵を押し倒しているようなところもある。
とんでもないところに来てしまったなと、気をつけながら山を下る。すると突然、目の前に宅地が広がり、車が走ってくるではないか。
むかし道が単なるハイキングコースだと思ったら大間違い。生活道路と一部を共有しているので、意外と田舎感に欠けていたりする。
奥多摩 むかし道、東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖、しだくら橋
しだくら橋 -
しばらく行くと「しだくら橋」に到着する。
しだくら橋は多摩川の惣岳渓谷に掛かるつり橋で、結構な高さがある。
今は鉄骨のつり橋だが、その昔はツルを編んで架けていたという。橋が揺れてコワイなんていうのは現代人の甘えに聞こえてしまう。
奥多摩 むかし道、東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖、惣岳渓谷
惣岳渓谷 -
しだくら橋から下を覗き込むと、そこが惣岳渓谷。
度重なる地殻変動や水害で、巨岩が押し流されてできた絶景。 鳩ノ巣渓谷よりはスケールが小さいが、揺れるつり橋からのスリルは満点。
奥多摩 むかし道、東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖、森へ続く道
森へ続く道 -
橋の向こう側にも道が続いているけれど、どこへつながっているか分からないので、深入りはしないようにする。まだこの奥にも集落があるので、そうそう危険な場所ではないと思うのだが、これだけ森が深いと緑の世界に吸い込まれそうな錯覚を覚える。
奥多摩 むかし道、東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖、森の中の集落
森の中の集落 -
歩みを進め、惣岳渓谷を下ると森の只中に何軒かの民家が出現する。
この家の屋根はGoogleMapの衛星写真にも写っていたが、あまりに孤立しているから、民家ではないだろうと予想していた。山懐深くても集落であれば生活もできようが、孤立していて何かと不安も多いだろう。
しかも家の裏手には結構な規模の滝がある。風情があって・・・と見えるが、水害の恐怖や孤立の危険を考えれば、楽な暮らしではないだろう。
奥多摩 むかし道、東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖、奥多摩 白髭神社
奥多摩 白髭神社 -
白髭神社のご神体は、写真の右側にも写り込んでいる巨大な一枚岩。
行く手を阻むように、杉の古木が参道を挟んでいる。霊験鮮かな自然の中で、古くから信仰を集めた場所なのだろう。
奥多摩 むかし道、東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖、槐(さいかち)の木
槐(さいかち)の木 -
槐の木という休憩スポットまでたどり着いた。「さいかちの木」と言う古木があると聞いていたのだけれど、それらしいものは見当たらない。
ベンチで休んでいたら、通りがかりの人が庵の横の木だと教えてくれた。そういわれれば、ネットで見た木と枝振りが似ている。古木と言うからもっと大きな木だと思っていた。
奥多摩 むかし道、東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖、羽黒神社 ・・・ 階段にくじける
羽黒神社 ・・・ 階段にくじける -
むかし道最後のスポット、羽黒神社に到着。折角だから拝んでゆこうと、鳥居をくぐる。次の瞬間、足は帰り道に向かっていた。
写真の通り、ものすごく急でものすごく長そうな階段が待ち構えていた。最後の最後でコレはきつい。あっけなく最終ポイントを通過して、奥多摩駅へ戻る。
奥多摩 むかし道、東京都西多摩郡奥多摩町氷川 〜 小河内ダム:奥多摩湖、 奥多摩駅
奥多摩駅 -
約10kmのむかし道を3時間で走破。途中1時間程度休憩したが、時刻はまだ15時前。
そのまま帰るのでは面白くない。メンバーと相談の上、澤乃井園で打ち上げをすることにした。
今日も一杯\100の日本酒と\150のつまみで、いい気分になってしまいました。
スタート:奥多摩湖
むかし道:奥多摩むかし道